報告の種類ごとの見出し
| 種類 | 使う場面 | このページの見出し(要旨の後) |
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| 調査報告 | 頼まれた調査の結果を伝える | 1 調査の目的/2 調査の概要(期間・方法・対象)/3 調査結果/4 考察・課題/5 今後の対応(提案) |
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| 進捗報告(中間報告) | 長い仕事の途中経過を伝える | 1 経緯・目的/2 進捗状況(予定と実績)/3 遅れ・課題/4 今後の予定 |
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| 完了報告 | 任された仕事の結果と反省を伝える | 1 実施の概要/2 結果(目標との比較)/3 反省点・課題/4 今後の対応 |
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どの種類でも、最初に「要旨」の枠を置き、結論を先に示します。最後の「添付資料」は入力したときだけ付きます。
読みやすい報告書にする3つの手順
- 要旨を先に書く結論を2〜3行で書けないときは、まだ伝えたいことが固まっていません。本文より先に要旨を決めます。
- 事実・推測・意見を分ける確かめたこと、そこから考えられること、自分の提案を、段落か見出しで分けます。
- 最後に「誰が・何を・いつまでに」今後の対応に担当と期限を書くと、報告が次の行動につながります。
報告書と、ほかの社内文書の使い分け
| 書類 | 使う場面 |
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| 報告書(このページ) | 一つのテーマについて、調査・業務の結果や途中経過を伝える |
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| 業務日報 | その日の仕事の内容と結果を、毎日上司やチームに伝える |
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| 出張報告書 | 出張や研修の成果と旅費をまとめて伝える |
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| 顛末書 | 事故やトラブルの経緯を時系列で報告する |
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| 議事録 | 会議で話し合ったことと決まったことを残す |
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報告書が必要になる場面
- 上司から頼まれた調査(顧客の声、競合の動き、社内の実態など)の結果をまとめるとき
- 数か月かかるプロジェクトや業務改善の途中経過を、節目ごとに伝えるとき(進捗報告・中間報告)
- イベントの開催やシステムの導入など、任された仕事が終わり、結果と反省点をまとめるとき(完了報告)
- 会議で口頭で説明した内容を、出席しなかった人にも文書で残しておきたいとき
- 部署をまたぐ課題について、事実と提案を整理して上の役職者に判断を求めるとき
報告書に書く項目
| 項目 | 書き方のポイント |
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| 件名 | 何についての、どんな報告かが分かる名前にします。「〇〇について」だけでなく、「〇〇の調査結果について(報告)」「〇〇導入の進捗状況」のように、報告であることと中身を示します。 |
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| 提出日・宛先・報告者 | 提出する日、報告を受ける人の役職と氏名、自分の所属と氏名です。 |
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| 要旨(結論) | 結論や、相手に決めてほしいことを2〜3行で書きます。忙しい人がここだけ読んでも要点が分かるようにします。 |
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| 目的・経緯 | なぜこの報告をするのか、誰の指示でいつ始めたのかです。 |
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| 内容 | 調査の結果、作業の実績などの事実です。数字や日付を入れ、細かいデータは添付資料に回します。 |
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| 課題・原因 | 分かった問題点と、その原因です。確かめた事実と、自分の推測や意見を分けて書きます。 |
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| 今後の対応 | 誰が、何を、いつまでにするかです。判断を仰ぐことがあれば、自分の案を添えます。 |
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| 添付資料 | 集計表、写真、アンケートの回答など、本文で触れた資料を番号つきで並べます。 |
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報告書の書き方
- 「報告の種類」で調査報告・進捗報告・完了報告から選びます。前文と見出しが種類に合わせて変わります。
- 件名、提出日、宛先、所属・氏名を入れ、「文体」でです・ます調かである調を選びます。前文と結びが文体に合わせて変わるので、本文も同じ文体で書きます。
- 要旨(結論)を2〜3行で書き、続けて目的・経緯、内容、課題・原因、今後の対応を書きます。数字は「項目 / 数値 / 比較・備考」の順に入れると表になります。
- 添付資料を1行に1つずつ入れると、番号つきで並びます。承認欄が要るときは役職を「/」で区切って入れ、ページ数の多い報告書なら表紙を付けます。
- 「自動チェック」で件名の付け方、文体の混ざり、推測の表現、期限の書き漏れを確かめ、印刷・PDF・Wordで保存して提出します。
報告書の注意点
- 件名には主題と文書の性格を入れます。国の文書の書き方の目安として文化審議会がまとめた「公用文作成の考え方」も、「新国立体育館について」を「新国立体育館建設の進捗状況に関する報告」に直す例を挙げています。
- 結論は最初に置きます。同じ手引きは「結論は早めに示し、続けて理由や詳細を説明する」としています。最後まで読まないと結論が分からない報告書は、読む人の時間を奪います。
- 「〜と思われる」「おそらく」が続くと、どこまでが確かめた事実か分からなくなります。事実は言い切り、推測は「〜の可能性がある(根拠:出荷記録)」のように根拠と一緒に書きます。
- 悪い結果ほど早く、はっきり書きます。目標に届かなかった数字を後ろに回したりぼかしたりすると、手を打つのが遅れます。
- 数字には単位と時点を付け、割合には元の件数も添えます(「10月20日時点で68%(136件/200件)」)。
- 一文を短くし、三つ以上を並べるときは箇条書きにします。行の頭に「・」を付けると、このページでは箇条書きの形で表示されます。
報告書のよくある質問
報告書と顛末書・始末書はどう違いますか?
報告書は、調査や業務の結果を伝える文書の総称です。そのうち、事故やトラブルの経緯を時系列で報告するものを顛末書、自分の非を認めて謝罪と再発防止を誓うものを始末書と呼びます。トラブルの報告を求められたら、顛末書のページを使うと時系列の表まで作れます。
「です・ます」と「である」のどちらで書けばいいですか?
どちらでも構いませんが、一つの報告書の中ではどちらかにそろえます。「公用文作成の考え方」は、特定の相手に向けた文書は敬体(です・ます体)を目安としつつ、部内では常体で書いてもよいとし、常体では「である」の形を使うとしています。迷ったら、社内の過去の報告書に合わせます。
見出しの番号はどの順に付ければいいですか?
横書きなら「1.→(1)→ ①」のように、階層ごとに記号を変えます。「公用文作成の考え方」は、横書きの例として「第1 → 1 →(1)→ ア →(ア)」の順を示し、必ずしもこれに従う必要はないとしています。社内に決まりがあればそれに合わせ、一つの文書の中で混ぜないようにします。
どのくらいの分量にまとめればいいですか?
社内の報告書なら、本文はA4で1〜2枚に収め、細かいデータは添付資料に回すのが目安です。「公用文作成の考え方」も、分量の限度を決めておくこと、具体例や細目は後に示すか別に添えることを勧めています。
中間報告(進捗報告)では何を書けばいいですか?
予定に対して今どこまで進んでいるか、遅れがあればその原因と取り戻し方、次の報告までにやることです。このページで「進捗報告」を選ぶと、「進捗状況(予定と実績)」「遅れ・課題」「今後の予定」の見出しになります。
表紙は付けたほうがいいですか?
社内の短い報告書なら、なくても構いません。役員会の資料や、綴じて保管する調査報告書のようにページ数が多いものには、件名・提出日・提出者を書いた表紙を付けることがあります。このページで「表紙」を「付ける」にすると、1枚目が表紙になり、承認欄も表紙に移ります。
内容の最終確認日:2026年10月29日(Daseosik編集部)。このページの解説は一般的な情報で、個別の事情に応じた法律・税務の助言ではありません。法令や運用は変わることがあるため、大切な書類は提出先や専門家(弁護士・社会保険労務士・税理士・行政書士など)にもご確認ください。