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顛末書の書き方とテンプレート(経緯の時系列表つき)

顛末書をその場で作成し、印刷のほか、PDF・Wordで保存できます。発生日時・場所・関係者と経緯を入れると、時系列の表と原因・対応・再発防止策を1枚に整理。5W1Hの抜け、推測や感想の表現、時刻の順番を自動でチェックします。始末書との違いも解説します。

無料・登録不要オンライン作成PDF・Word・画像自動チェック更新 2026年10月15日

顛末書とは? 始末書とどう違う?

顛末書は、事故やトラブル、業務上のミスなどが起きたときに、その始まりから終わりまでの経緯(顛末)を会社に報告する文書です。何が起きたかを事実に沿って時系列で示し、原因、とった対応、再発防止策を整理して伝えます。謝罪と反省が中心の始末書と違い、事実の報告が目的なので、お詫びの言葉は必ずしも必要ありません。

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顛末書をオンラインで作成

入力欄に入力すると、文書にすぐ反映されます。空欄の項目は下線や空白のまま印刷されるので、手書きで記入できます。

宛先・報告者
発生した出来事
経緯(時系列)
原因・対応

入力した内容はサーバーに送信されず、この端末のブラウザにだけ一時保存されます。

令和  年  月  日

  殿


報告者  印

顛 末 書

このたびのについて、経緯を下記のとおりご報告いたします。

記

件名
発生日時令和  年  月  日   時  分
発生場所
関係者

1.経緯

No.時刻出来事
 
 
 
 
 
 

2.原因


3.影響・損害


4.対応・処置


5.再発防止策


以上

顛末書・始末書・報告書の違い

文書目的謝罪書く人
顛末書トラブルの経緯・原因・対応を報告する必須ではない当事者や対応した担当者
始末書非を認めて謝罪し、再発防止を誓う必要ミスや違反をした本人
報告書業務の結果や状況を報告する不要担当者

一般的な使い分けです。会社によって呼び方や様式が違うことがあります。

5W1Hで経緯を整理する

要素書くことこのページの入力欄
いつ(When)発生日時、出来事ごとの時刻発生日・発生時刻、経緯の時刻
どこで(Where)発生した場所発生場所
誰が(Who)当事者、関係者、取引先関係者
何を(What)何が起きたか件名、経緯
なぜ(Why)原因と背景原因
どのように(How)どう対応し、どう防ぐか対応・処置、再発防止策

入力欄の上にある「自動チェック」で、それぞれの欄が埋まっているかを確認できます。

客観的に書くための言い換え

避けたい書き方言い換えの例
〜だと思います(推測)〜を確認しました/〜は現在確認中です
たぶん10時頃10時05分(メールの送信記録による)
とても混乱した(感想)30分間に問い合わせが12件あった
先方のミスで(決めつけ)先方の発注書では数量12、当社の出荷指示では21だった

顛末書が必要になる場面

  • 商品の誤配送や納期の遅れなど、取引先に影響するトラブルが起きたとき
  • 社用車の事故や設備の故障など、発生から復旧までの経過を記録して報告する必要があるとき
  • メールの誤送信や書類の紛失など、原因と対応を社内で共有するとき
  • 上司から「経緯を文書にまとめて提出して」と言われたとき

顛末書に書く項目

項目書き方のポイント
件名「納品商品の誤配送について」のように、何についての報告かが一目で分かるようにします。
発生日時・場所いつ、どこで起きたかを、時刻まで具体的に書きます。
関係者自分、関わった社員、取引先などを、所属と名前で書きます。
経緯発生から現在までの出来事を、時刻とともに時系列で並べます。推測や感想は混ぜません。
原因直接の原因と、その背景(手順の不備、確認の仕組みがないことなど)を分けて書くと伝わりやすくなります。
影響・対応被害や影響の範囲と、すでにとった対応(お詫び、再発送、修理など)を書きます。
再発防止策同じことが起きないように、誰が、何を、いつから行うかを書きます。
報告日・報告者報告する日と所属・氏名を書き、押印します。

顛末書の書き方

  1. メモ、メールや電話の記録、作業日報などを見ながら、起きたことを時刻順に書き出します。
  2. 入力欄に宛先と報告者、件名・発生日時・場所・関係者を入れます。日付は自動で和暦(令和)に変わります。
  3. 「経緯」の欄に、1行に1つずつ「時刻 / 出来事」の形で入力します。日をまたぐときは「10月15日 9:00」のように日付も入れます。
  4. 原因、影響・損害、対応・処置、再発防止策を書き、入力欄の上にある「自動チェック」で、5W1Hの抜けや、推測・感想が混ざった表現がないか確かめます。
  5. 「印刷・PDF保存」で印刷して押印し、上司に提出します。社内で共有するなら、PDFやWordでも保存できます。

顛末書の注意点

  • 顛末書は事実の報告です。「〜だと思います」「たぶん」などの推測や、「とても」「ひどく」などの感想は避け、分からないことは「確認中」と書きます。
  • 時刻は、メールの送信記録や通話履歴など、確かめられる記録をもとに書きます。記録がないときは「10時頃」とし、確かな時刻と区別します。
  • 原因を「不注意」だけで終わらせず、手順やチェックの仕組みの問題も書いておくと、再発防止策につなげやすくなります。
  • 再発防止策は「誰が・何を・いつから」まで書くと、実行されたかどうかを後で確かめられます。
  • 会社から謝罪や反省の文面を求められている場合は、顛末書ではなく始末書が必要なこともあります。どちらを出すべきか確認しましょう。

顛末書のよくある質問

顛末書と始末書の違いは何ですか?

顛末書は経緯を事実として報告する文書、始末書は自分の非を認めて謝罪し、再発防止を誓う文書です。顛末書ではお詫びの言葉は必須ではなく、原因と対応を客観的にまとめることが求められます。

顛末書に謝罪の言葉を入れてもいいですか?

はい、入れても構いません。ただし、顛末書の中心は事実の報告なので、謝罪は最後に一言添える程度にし、経緯や原因の説明には混ぜないほうが読みやすくなります。

顛末書と報告書・経緯書は違うものですか?

はっきりした区別はありません。どれも出来事を報告する文書で、一般に、事故やトラブルの一部始終をまとめたものを顛末書と呼びます。会社に決まった書類名や様式があれば、それに合わせます。

顛末書は誰が書きますか?

一般に、トラブルの当事者か、対応にあたった担当者が書きます。部署の責任者がまとめて提出することもあります。

顛末書を出すと処分を受けますか?

顛末書を提出しただけで処分を受けるわけではありません。顛末書は事実を報告する文書です。懲戒処分は就業規則の定めに基づいて行われ、その有無は事実関係をもとに会社が判断します。

手書きとパソコン、どちらで作ればいいですか?

指定がなければパソコンで作って問題ありません。経緯を表にすると時系列が読みやすくなります。会社に決まった様式があれば、それに従います。

あわせて使う書式

参考にした公的情報

内容の最終確認日:2026年10月15日(Daseosik編集部)。このページの解説は一般的な情報で、個別の事情に応じた法律・税務の助言ではありません。法令や運用は変わることがあるため、大切な書類は提出先や専門家(弁護士・社会保険労務士・税理士・行政書士など)にもご確認ください。